【アイマス】 黒井「765プロの倒し方」

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    1 :名無しさん

     俺は新進気鋭のアイドル事務所の社長をしている。現在女性アイドル業界は三つの事務所が均衡を保っている。資金力があり、コネクションも広い961プロダクション。個性豊かなアイドルが多数在籍し、在籍数だけで言えば他の追随を許さない346プロダクション。
    そして、所属アイドルわずか13名でありながら、この二つの事務所と肩を並べる765プロダクションだ。


    2 :名無しさん

     さて、この三つの中でまず最初に倒すべきはどこだろう。こんなこと、誰が見ても一目瞭然だろう。もちろん765プロだ。


    6 :名無しさん

    「ほぉ、君と一緒に765プロを…」
    「えぇ、きっと黒井社長の望む結果になると思いますよ」

     黒井社長と交渉の場を設けることができた。このチャンスを逃す俺ではない。


    7 :名無しさん

    「うーむ…しかし業務提携というのはなぁ…」

     しかし、黒井社長の態度は沸きらない。なるほど、確かにこちらはできたばかりの事務所だ。765プロ打倒はあくまでも黒井社長個人の考え。961プロ側からするとメリットは少ないのかもしれない。仕方ない、もう少し押してみるか…


    9 :名無しさん

    「君たち、入ってこい」
    「はい!」

     俺がそういうと、十三人の新人アイドルたちが部屋の中に入ってきた。

    「この娘たちが、765プロを完膚なきまでに叩き潰します!」


    11 :名無しさん

    「わかった、そこまで言うならこうしよう。来月のライブで765プロの連中と当たる機会があったが、それを君たちに譲ろうじゃないか」

     よし、またとないチャンスだ。同じ舞台に上げてしまえば嫌でも違いが明らかになる。こうなれば、勝ったも同然だ。


    13 :名無しさん

    会社間の潰し合いで正攻法かよ


    15 :名無しさん

    一ヶ月後

    「黒井社長、お疲れ様です」
    「うむ」
    「本日は次の仕事で最後でございます」
    「次?何の仕事だ?記憶にないぞ?」


    17 :名無しさん

    「しかし、驚きました。あの様な者にチャンスを与えるなんて…本当に765プロに勝てるのでしょうか?」
    「はぁ?勝てる?誰が?誰にだ?」
    「いえ、以前の新しいアイドル事務所が…」
    「勝てるわけがないだろう」

     自らチャンスを与えておきながら、バッサリと切り捨てる。


    19 :名無しさん

    「お前もまだまだだな、アイツは765プロには絶対に勝てない。見誤っているからだ」
    「何をですか?」
    「何…か、ふん、そこまで言うなら付いてこい。ライブを見ればわかる」

     そう言われ、黒井社長と共に車を降りる。会場では既にライブが始まっているようだ。扉を開けた瞬間、我々を襲うような歓声が聞こえてきた。


    21 :名無しさん

    「な、なぜだ!?なぜなんだ!」

     以前社長に直談判しに来た男だ。そう言われて気がついた。ステージを見ると765のアイドルの独壇場だった。


    23 :名無しさん

    「同じように思っているとしたら、貴様もまだまだだな」

     私の心を見透かしたように黒井社長が話しをする。


    25 :名無しさん

    「それじゃ、行ってくるね!」
    「まずは星井美希。やつはそもそも『天才』とは何かが全くわかっていない」


    29 :名無しさん

    「では、行きましょう!…聴いてください、『arkadia』」
    「如月千早は歌が上手いだけではない。そんなもの、やつの魅力の一部分にしかすぎん」


    31 :名無しさん

    「で、出来る限りのことはしますぅ!」
    「萩原雪歩の言葉を真に受けている人間など、彼女のファンにはいやしない。口ではダメだ無理だと言うけれど、その実諦めたことなどないのだ」


    33 :名無しさん

    「みんな…ボクについてきて!」
    「これが言えるのが菊地真の強みだ。誰よりも乙女で王子様扱いを嫌っているにも関わらず、ファンのためにそう振る舞える。少しゆすればボロが出るそんじょそこらの王子様キャラとはわけが違う」


    35 :名無しさん

    「自分達なら、なんくるないさー!」
    「我那覇響の武器は動物と話せることでも、小柄な体型から繰り出されるダイナミックなダンスでもない。決して折れない不屈のメンタルだ」


    37 :名無しさん

    「この舞台…必ずやり遂げてみせます」
    「四条貴音がミステリアスなのは、キャラクターでも性格でもない。やつの最もわからないところは『底』だ。いつだって、彼女は実力の底を見せていない。末恐ろしいことだ…」


    39 :名無しさん

    「一生懸命頑張ります!」
    「元気印ぃ?その程度の認識しかできないのは高槻やよいに対する侮辱だ。確かに彼女は貧しい環境にも負けずに前向きだった。
    しかし、今はどうだ?トップアイドルとなった今、それでも彼女の家庭は貧しいのだろうか?いいや、裕福になっているはずだ。一般的な家庭よりもずっと」


    41 :名無しさん

    「はりきっていきましょう〜!」
    「三流プロダクションでセクシーと言えば確かに三浦あずさになる。しかし、あのポンコツにはそうなった経緯が全く見えていない。
    ステージを一度でも見ればわかる。彼女は最年長として、他のアイドルに足りないところを常にカバーしている」


    43 :名無しさん

    「み〜んな、伊織ちゃんに夢中になっちゃいそうね♪」
    「水瀬伊織に関してはそもそもセレブキャラだなどと思ったことから見当違いだ。やつの本質は兄や父親への劣等感から這い上がってくる執念にも似た努力の天才だ」


    45 :名無しさん

    「みんな!レッスン通りにね!」
    「秋月律子に比べれば、やつが用意したアイドルなどただ眼鏡をかけていることくらいしか共通点が見当たらない。彼女の分析はいつだって正確だ。唯一正確に分析できていないのは自分自身くらいのものだろう。過小評価もいいところだ」


    47 :名無しさん

    「んっふっふ〜♪亜美にドドンと任せてちょ♪」
    「兄ちゃ〜ん、はっじまるよ〜」
    「双子の弱点は双子であることだ。過去にも様々な双子タレントが世に出たが、彼らはいつもセットで扱われる。1+1が2にしかならない」


    49 :名無しさん 2020/03/26(木) 20:58:10.255 ID:7DQe4Q43r.net

    選曲いいね


    50 :名無しさん 2020/03/26(木) 20:59:15.456 ID:yt7I1aF00.net

    「そもそもキャラだけで言うのならば、上位互換になるようなアイドルなんぞ何人もいる。なのに何故、やつらは依然トップに立っているのだろうとどうして思わない?」

     考えてみれば不思議なことだ。けれど、業界に入ったころには既に売れっ子だった彼女たちしか見たことのない私や彼にすれば、考えたこともなかったのだ。


    52 :名無しさん 2020/03/26(木) 21:01:58.991 ID:s++Xi95N0.net

    黒ちゃんの分析すげえ


    54 :名無しさん

    「ほら、最後だ。これだけは見ておけ」

     そんなことを考えていると終盤に差し掛かったライブステージを見るように促される。
     見るとそこには疲れ果てて最早立ててすらいない新人アイドルたちの姿があった。なるほど、常に十三人しかいない彼女たちとは根底の体力から違ったと言うわけか。


    55 :名無しさん

    「どこを見ている。見るべきはそっちではない、あれだ」

     そう指摘されて目線を動かすとそこには誰もが知るあのアイドルがいた。


    56 :名無しさん

    「今日のライブも思いっきり楽しみましょう!」
    「こればかりはあの四流社長を褒めてやろう。天海春香は『王道』だ。『だからこそ、勝負を挑むべきではない』と気付かなかったことを除けば満点の答えだ」


    57 :名無しさん

         ,。、_,。、
       .く/!j´⌒ヾゝ
        ん'ィハハハj'〉 
    .    ゝノ"ヮ"ノノ エヘヘ…


    58 :名無しさん

    黒ちゃん765大好きだもんな


    59 :名無しさん

    「乙女よ♪大志を抱け♪」
    「『王道』というのは逃げも隠れもしていない。歌で、ダンスで、ビジュアルで、趣味で、特技で、キャラクターで、何で挑んでも勝てやしない。だからこそ『王道』なのだ」


    61 :名無しさん

    「ふん、しかし少しくらいは爪痕でも残すかと思ったがな…これではやつらの調子を上げただけではないか」

     言葉の上では相手を調子付かせたことを悔しんでいるはずなのに、どうしてだろう。黒井社長は嬉しそうに微笑んでいた。まるで、『それでこそライバルだ』とでも言うように。


    62 :名無しさん

    「帰るぞ」
    「最後まで見られないのですか?」
    「見る必要がない。どうせ三流プロダクションの圧勝だ…それよりも」
    「?」
    「玲音と詩花に連絡しておけ、決戦は来週だと」
    「来週ですか!?いくらなんでも早すぎます!」


    63 :名無しさん

    詩花と玲音きた


    64 :名無しさん

    「それは向こうとて同じこと、それにあの二人ならできる」
    「しかし、いくらなんでも二人では…」
    「誰が二人だけだと言った?」
    「え?」

     黒井社長はそういうと、おもむろに携帯電話を取り出し、電話をかけた。


    66 :名無しさん

    いいところで終わった
    おつ


    67 :名無しさん

    ジュピターも765プロと再戦できるなら望むところだろう
    おつ


    69 :名無しさん

    スターリットシーズンで961プロの新アイドル登場して玲音と詩花とユニット組んでほしい


    71 :名無しさん

    ミリシタで玲音の961プロ設定拾われてよかった
    OFAのときは設定だけで全く黒ちゃんとの絡みなかったし


    76 :名無しさん

    961プロとの戦いは今年で11年目に入る



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