おっさん「学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるようになりなよ」 男「なります!!!」

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    1 :名無しさん

    おばさん「勉強してえらくなって頂戴よ」

    おっさん「なあに人間そんなに偉くなるこたあねえ。ちょうどいいってものがあらあ」

    おっさん「いいかい学生さん、トンカツをな、トンカツをいつでも食えるようになりなよ」

    おっさん「それが人間偉すぎもしない、貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」

    男「……」

    男「なります!!!」

    男「うおおおおおおおおおおおお! トンカツをいつでも食えるようになるぞ!」スタタタタタッ


    3 :名無しさん

    男「うおおおおおおおおおお!!!」

    男「肉切ってぇ……小麦粉と卵とパン粉つけてぇ……油に入れてぇ……」

    ジュワァァァァァ…

    男「うおおおおおおおおおおおお!!!」

    母「どうしたの、バカの一つ覚えみたいにたくさんトンカツ作って」

    男「これもトンカツをいつでも食えるようになるためなんだ!」

    母「はぁ……?」


    5 :名無しさん

    教授「なので、情報が氾濫するマスメディア社会においては、各々がしっかり情報の取捨選択を……」

    男「……」モグモグ

    教授「む」

    教授「コラーッ! 講義中になにを食っとるんだ!」

    男「トンカツです」

    教授「む、それならよし!」


    7 :名無しさん

    いいのかよ!


    6 :名無しさん

    とんかつってそういうことなんだよな


    8 :名無しさん

    店長「牛丼並盛り一丁!」

    男「はいっ!」

    店長「バイト君、一休みしていいぞ」

    男「よぉし、トンカツ食べよう!」モグモグ

    店長「えぇと……牛丼屋でトンカツ食うの?」

    男「いけませんか?」

    店長「いや、いいけどさぁ……」


    9 :名無しさん

    女「今日のデート、楽しかったね」

    男「うん」

    女「あ、ちょっとお腹すいちゃった」

    男「だったらあそこのベンチで休憩しようか」

    女「なにか食べる物あるの?」

    男「……」ゴソゴソ

    男「これさ」サッ

    女「懐から……トンカツ!?」

    男「どうぞ」ニコッ

    女「う、うん……」


    11 :名無しさん

    女「……」ガツガツ

    女「うん! うまい!」

    女「外はサクサク、中はジューシー! 理想的なトンカツだわ! やるじゃない!」

    女「おかわり!」

    男「う、うん……」

    男(まさか俺より食べるとは思わなかった)


    10 :名無しさん

    面白い


    13 :名無しさん

    男「……という理由で、御社を志望いたします」

    面接官「なるほど、分かりました」

    面接官「では続いて、自己PRをお願いします」

    男「はいっ! 私は……いつでもトンカツを食べられます」

    面接官「ほう」

    男「今もこの通り」サッ モグモグ

    面接官「むむむ……採用ッ!」


    14 :名無しさん

    課長「新人君、これコピーを……」

    男「……」モグモグ

    課長「おいおい、仕事中に何を食べてるんだね」

    男「トンカツです」モグモグ

    課長(こいつは……大物になるかもしれん)ゴクリ…


    15 :名無しさん

    キャベツは食わないのかな


    16 :名無しさん

    >>15
    キャベツ食ってたらその間トンカツ食えないじゃん


    17 :名無しさん

    トンカツってすごい


    18 :名無しさん

    男「俺たち……付き合い始めてから、ずいぶん経つよね」

    女「そうだね。大学時代からだし……」

    男「もうそろそろ……いいんじゃないかと思うんだ」

    女「……?」

    男「結婚しよう」

    女「!」


    19 :名無しさん

    男「どうかな?」

    女「よろしく……お願いします!」

    男「じゃあ、このトンカツ……受け取ってくれるかな?」

    女「いつもより大きい……!」

    女「嬉しいわ、ありがとう!」ムシャムシャ

    男「どういたしまして」

    女「おかわり!」

    男「食うの早っ!」


    20 :名無しさん 2020/05/21(木) 19:04:12.032 ID:mt2BcT/i0.net

    パチパチパチパチ…

    司会者『今回の式では、新郎新婦の希望でケーキ入刀ではなく――』

    司会者『トンカツ入刀を行います!』

    ワァァァァァ…



    男「じゃ、いくよ」

    女「うん」

    男「せーのっ!」

    ザクッ…


    21 :名無しさん

    式場サービスよすぎ


    22 :名無しさん

    男(新婚生活が始まったってのに……こんなことになるなんて)

    強盗「ぐっへっへっへ……金出しな」

    男「……出してくれ。命にはかえられない」

    女「う、うん」

    強盗「物分かりがいいじゃねえか。おかげで死ななくて済んだな」

    強盗「……」グゥゥ…

    強盗「おっと腹も減っちまった。おい、なんか食い物出しな」

    男「……」


    24 :名無しさん

    男「どうぞ」サッ

    強盗「トンカツ!? お前どこから出したんだよ!」

    男「いつでも食えるようにしてるので」

    強盗「意味分からんが……まぁいい、食ってみるか」モグモグ

    強盗「……こ、これは! なんてうまさなんだ……!」

    強盗「こんなうまいトンカツを食わせてくれる人から、強盗しようとしてたなんて……」

    強盗「自首……します」

    男(強盗に……勝った……!)


    27 :名無しさん

    男(俺も今や父親になったし、今日は早く帰らないと……)

    男「……」スタスタ

    ブロロロロロ…

    男「え!?」

    男(赤信号なのにトラックが突っ込んできて……!)

    ブロロロロロ…

    ドカァンッ!!!


    30 :名無しさん

    ピッ… ピッ… ピッ…

    医者「……」

    女「夫は、夫は助かりますか!?」

    医者「手術は成功しましたが、このまま意識が戻らない可能性もあります」

    女「そんな……!」

    子供「お父さん……!」

    医者「声をかけてあげて下さい。それがきっかけで、意識が戻った事例もありますから」


    31 :名無しさん

    男「……」

    女「あなた!」

    男「……」

    子供「お父さん!」

    男「……」

    女「トンカツよ!」

    男「……」ピクッ

    医者「えっ?」


    32 :名無しさん

    えっ?


    34 :名無しさん

    男「いつでも……つまりたとえ死にかけててもトンカツは食う!」ガバッ

    女「よかった……!」

    子供「お父さぁん!」

    医者「おおっ、奇跡だ!」

    男「トンカツうまい!」ガツガツ

    女「おかわりもあるわよ」


    35 :名無しさん

    トンカツすげえ


    36 :名無しさん

    生活習慣病で早死にしそうな男だなw


    38 :名無しさん

    社員A「定年退職、お疲れ様でした」

    社員B「今日は若手社員一同でご馳走しますよ!」

    男「じゃあ、トンカツをいただこうかな」



    男「うん、この店のトンカツはうまい!」モグモグ

    社員A「すげえ食いっぷりだ……」

    社員B「若い俺たちより食ってるよ……」


    39 :名無しさん

    孫「おじいちゃーん」

    男「おお……よしよし」

    男「……」ボケー…

    男(いかんいかん、このところ頭が働かなくなってきた……。寿命が近いということだろうか……)

    男(あまりご飯も食べられなくなってきたし……)

    男「だけど、トンカツは食う」ムシャムシャ

    孫「おじいちゃん、すげー!」


    40 :名無しさん

    男「……」



    医師「ご臨終です……」

    孫「おじいちゃん……!」

    息子「オヤジ……大往生だったなぁ」

    女「あなた、いずれ私も行くから、待っててね」


    41 :名無しさん

    ――

    ――



    男(あー……ついに俺も死んでしまったか)

    男(まぁ、愛する家族に囲まれて逝けたんだ。幸せな一生だったといえるだろう)

    男(えぇと、あっちに行けば、閻魔様に裁いてもらえるようだな)スタスタ


    43 :名無しさん

    閻魔大王「ふむ、おぬしは特に悪事をしておらず、極楽行きが妥当――」

    男「……」モグモグ

    閻魔大王「っておい! 裁きの最中になにを食っておるんだ!」

    男「トンカツです」モグモグ

    閻魔大王「なんという奴だ……! ええい、こやつをキャベツ地獄に連行しろ! ソースもつけてな!」

    男「おお、それはありがたい」







    END


    44 :名無しさん


    とんかつ食いたくなった


    48 :名無しさん

    やっぱりキャベツは必要だったんだな・・・



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